2025-05-13

隣地と高低差のある土地は、その独特な形状から、売却を検討する際にさまざまな疑問や不安が生じやすいものです。
そんな高低差のある土地は、メリットとデメリットを併せ持つため、がけ条例や擁壁の問題に注意しなければなりません。
この記事では、高低差のある土地の売却を成功させるための注意点を述べていますので、売却する際の参考にしてください。
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高低差のある土地とは、隣地や道路よりも高い場所にあったり、傾斜地にひな壇状に造成されていたりする土地のことです。
このような土地には、平坦な土地にはない特有のメリットとデメリットがあります。
この土地のメリットは、周囲より高い位置にあることで、外部からの視線を遮りやすく、プライバシーが守られます。
また、眺望が良い場合が多く、開放感のある暮らしが期待でき、日光や風を遮るものも少ないため、日当たりや風通しが良好である点もメリットです。
さらに、隣地との差を利用して、掘り込み車庫や収納スペースなどを設けたり、この差を活かしたユニークなデザインの家を建てられたりできる点も魅力です。
次に、デメリットとしては、坂道や階段の昇り降りが必要な場合があり、とくに高齢者や小さな子どもがいる家庭では負担になるかもしれません。
また、造成工事や擁壁工事などが必要になることで、建築費用が高くなったり、法令による建築制限を受けたりする場合もあります。
くわえて、道路との高低差が大きい場合は、工事車両や荷物の搬入が困難になります。
そして、がけ崩れなどのリスクもあるため、擁壁の設置や地盤改良などの安全対策が必要です。
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隣地と高低差のある土地は、日当たりや見晴らしの良さが魅力ですが、売却にあたっては注意が必要です。
たとえば、がけ条例による制限を受け、建物の建築に影響を及ぼす場合があります。
このがけ条例とは、がけ付近の土地における建築物の安全対策として、各都道府県が定めている条例です。
一般的に、隣地との差が2mまたは3m以上で、30度の傾斜角度を超える土地ががけとみなされ、条例の対象となります。
また、がけの上や下にある建物とがけとの間に、一定の水平距離を保たなければなりません。
例外として、がけが崩壊しないように擁壁が設置されている場合や地盤が強固であると認められる場合は、制限が緩和されます。
擁壁とは、がけの崩壊を防ぐために設置されるコンクリートなどの壁です。
この擁壁を設置すると、条例の制限を受けずに建物を建てられますが、擁壁の設置には費用と時間がかかります。
また、古い擁壁の場合は、安全性が確認できないと、建て替え時に補強が必要になります。
そして、高低差のある土地を売却する際には、条例の制限や擁壁の有無について、買主に正確に説明しなければなりません。
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隣地と高低差のある土地は、眺望やプライバシー確保の面で優れている一方で、造成費用や建築制限のリスクがあります。
また、擁壁を設置することで制限緩和が可能ですが、それには費用と時間がかかります。
そして、売却時にがけ条例や擁壁の状況を買主に対して説明する必要があり、古い擁壁の場合は安全性の確認もおこないましょう。
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