2023-01-31
土地の売却を検討している方のなかには、境界線が分からずに困っている方もいるのではないでしょうか。
とくに相続した土地は境界線が曖昧になりやすく、売却に悪い影響を与えてしまうでしょう。
スムーズな売却をするためにも、今回は土地の境界線とは何か、調べ方や境界確定測量にかかる費用をご紹介します。
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土地の境界線には「筆界」と「所有権界」の2種類がありますが、売却時はこれらを明確にしておかないとトラブルに巻き込まれる可能性があるでしょう。
筆界とは、不動産登記されている境界線のことで、勝手に変更はできません。
一方、所有権界は隣地所有者との話し合いによって決める境界線で、登記には反映されていないことがほとんどです。
そのため、年数が経過するごとに曖昧になっていくことが多く、売却時に範囲はどこまでか隣地所有者と揉めるケースも少なくありません。
このような問題を回避させるためには、筆界特定制度の利用をおすすめします。
筆界特定制度は、専門の調査機関を交えて土地の境界線を確定させる制度です。
費用はかかりますが、裁判より早く解決できるため、結果的にコストを削減できるでしょう。
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境界線の調べ方にはいくつか方法がありますが、もっとも信用度の高い調べ方は「地図・公図」「地積測量図」を使う方法です。
これらの資料は法務局にあり、土地家屋調査士が境界線の確定をおこなう際に使用します。
また、区画整理図面を参考にするのも有効な方法です。
境界線の立ち会いでは、戦災復興図面や震災復興図面なども参考にしながら確定協議をおこないます。
自治体によっては、地籍調査図面をもとに調査を実施する場合もあるでしょう。
その他、土地の売買契約や図面など私的な資料に境界線が記されている場合もあるため、大切に保管しておくことをおすすめします。
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土地の境界線を確定させる方法は大きく分けて、測量士や土地家屋調査士に依頼する方法と筆界特定制度を利用する方法の2種類です。
公的な土地と民間の土地との境界を確定する「官民立合」では60万円〜80万円、民間の土地同士の境界を確定する「民民立合」では30万円〜50万円ほどかかります。
筆界特定制度を利用する場合には、手数料と手続き費用が発生するため50万円〜80万円が相場です。
事案によって費用に差が出るので、資金は余裕を持って集めておくようにしましょう。
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